「美女アスリート」と注目された裏側で涙…ビキニユニフォームへの誤解とマイナースポーツの過酷な環境を告白


「ビーチバレーボール韓国代表の美人アスリート」として注目を集めたシン・ジウンが、マイナースポーツならではの厳しい現実や、ビキニユニフォームを巡る世間の誤解を打ち明け、涙を流す中、「国宝級センター」と呼ばれたソ・ジャンフンが、厳しくも温かい現実的なアドバイスを送った。
14日に放送されたKBSJoyのバラエティ番組『何でも聞いて菩薩』には、韓国を代表する現役ビーチバレーボール選手のシン・ジウンが相談者として出演し、これまで胸に秘めてきた苦悩と奮闘の日々を明かした。
この日、シン・ジウンは「マイナースポーツであるビーチバレーボールの厳しい現実を世間に知らせ、競技服であるビキニユニフォームへの偏見と誤解を正したい」と、番組に出演した理由を明かした。生まれながらの身体能力も際立っていた。実業団バレーボール選手出身で、身長188cmという母親の優れた遺伝子を受け継いだ彼女は、「小学5年生の時点で身長が165cmあった」と打ち明けた。これにMCイ・スグンは「小学5年生の時の身長が今の僕より全然高い」と驚き、スタジオを笑わせた。
学生時代、常にベスト4に入る強豪チームの主力アタッカーとしてコートを駆け回っていたシン・ジウンだが、高校3年生の頃に深刻なスランプに陥った。彼女は「当時、現実から逃げ出したいという衝動に駆られ、学校のコーチからの提案を軽い気持ちで受け入れ、ビーチバレーに転向した。しかし、砂浜で跳び回るうちに、いつの間にかビーチバレーに夢中になっていた」と、運命的な転向の裏話を明かした。
しかし、マイナースポーツを取り巻く現実は厳しかった。ランキングポイントを獲得するためには海外大会への出場が欠かせないにもかかわらず、企業スポンサーや協会からの十分な支援はなく、全ての費用を「100%自費」で負担しなければならなかったのだ。シン・ジウンは「海外大会に1回出場するたびに600万〜700万ウォン(約68万4,100円~79万8,200円)もの莫大な経費がかかる。これを工面するため、普段からスポーツインストラクターなど、様々なアルバイトをこなしながら、練習と両立してきた」と、厳しい日々を告白した。
さらに、2人1組で息の合ったプレーが何より重要な競技にもかかわらず、8年間の選手生活で9回もパートナーが交代するという悲劇に見舞われた。シン・ジウンは「5年間、汗を流して準備してきたアジア大会のわずか2カ月前に、突如パートナーが交代になった。あの時は本当に全てを投げ出して競技を辞めたいと思った」と、目に涙を浮かべながら語った。

そんな絶体絶命の状況から彼女を救ったのは、SNSだった。偶然、砂浜を駆け回るシン・ジウンの試合映像や写真がオンラインコミュニティで「ビーチバレーボールの美女アスリート」として話題沸騰。その注目度を足がかりに、奇跡的に企業スポンサー契約にこぎつけたのだ。
話を真剣に聞いていたソ・ジャンフンは、スポーツ界の大先輩らしい重みのある直言を投げかけた。「外見より大切なのは『実力』だ。昨年のパリ五輪で金メダルを取った選手が誰か、一般の人々はすぐには思い出せない」と鋭く指摘。さらに「マイナースポーツという限界を乗り越え、世間の記憶に残る選手になりたいのなら、これから行われるアジア大会で金メダルを獲得し、世界の舞台で奇跡のような活躍を見せて国民に感動を与える以外に道はない」と、厳しくも温かい現実的なアドバイスを送った。また、ユニフォームへの一部の悪質なコメントに対しては「くだらない」と一蹴し、痛快な一言を放った。
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